地元への想いが、そのまま伝わる個人名刺デザイン
都市計画・まちづくり・地域活動を研究されている東京工業大学大学院生の方から、「商店街を元気にしたい」「地元を盛り上げる活動を続けていきたい」という想いを形にした個人名刺のご依頼をいただきました。名刺を渡す一瞬で、所属や肩書きだけでなく、その人がどんな視点で地域と関わっているのかが自然と伝わることを大切にしています。
肩書きよりも、姿勢がにじむデザイン設計
研究分野や連絡先をただ整理するのではなく、「まちに関わる人」としてのスタンスが感じられる構成を意識しました。名前や役割は読みやすく整理しつつ、余白や色使いでやわらかさを持たせ、初対面でも話しかけやすい印象に。学生という立場だからこそ生まれる、フラットで開かれた関係性を名刺全体で表現しています。
商店街マップをモチーフにした、地域とつながるビジュアル
裏面には、活動の軸となっている商店街をイメージしたマップモチーフを採用しました。「ここが、わたしの好きな場所」という言葉とともに、地域そのものを名刺に落とし込むことで、会話のきっかけが自然に生まれる設計にしています。名刺が自己紹介ツールであると同時に、まちの魅力をそっと伝える媒体になることを目指しました。
想いを起点に、活動が広がっていくためのツール
この名刺は、完成がゴールではなく、地域活動や研究、実践の現場で使われ続けることを前提にデザインしています。手に取った相手が「この人と何か一緒にできそう」と感じられること。その小さな積み重ねが、商店街やまちの未来につながっていくと考えています。
安心して相談できる、個人から始まるブランディング
学生や個人の活動であっても、想いや姿勢を丁寧に言語化し、デザインに落とし込むことで、伝わり方は大きく変わります。地域活動、研究、個人プロジェクトなど、「何者か」をこれから育てていきたい方も、どうぞ安心してご相談ください。

